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予定 |
1 |
あのー、実は小生も杏仁豆腐が大好きなんですけれども・・・。
といって、レシピを見ても自分で作れそうもないし、
K川さん作成のおいしそうな杏仁豆腐も食せないし(画像拝見しただけで食欲がわいてきます)、自分で横浜の地の利を生かして、よい店を開拓するしかないか!
K阪君へ。
会長のS巻君が仙台駐在で不在ですから、会長代行ということでU木さんと同じく小生も「杏仁友の会」に入会させてください。9月まで7Fの隣にいながら、少し恥ずかしく、入会の申込みもツアーの参加もしませんでした。
でも、やはり中華発祥の地”ヨコハマ”! 杏仁のおいしさにあらためてめざめました。
支社のそばの中華店では、昼の定食に杏仁が付くし、横浜駅周辺の店でもおいしそうな杏仁がたくさんあります。そういえば、この前食べた店は、その名も『天使的杏仁豆腐』!! プルンプルンの杏仁はほどよい甘味とミルクがミックスした絶品でした。
情報をもらえれば、横浜駐在(と勝手に名乗ります)として実地調査をして、レポートします。
また、ツアーの企画もよろしく。 |
2 |
何も役に立たないが、間接的な支援の気持ちで出社。
日本一の余韻まだ覚めやらぬ昨日、ジャイアンツ、いや日本の4番ゴジラ松井がメジャー入り表明で日本列島に激震走る! 夕刊紙やTVニュースはトップで報道。
かねてから噂はあったが、とうとう正式発表の記者会見が行われた。ジャイアンツを愛しながらも、メジャーでのプレイに夢を持ちつづけた結果、苦悩した上での決断だったようだ。
ファンとしては日本での活躍を見たいとの気持ちも強いが、松井ならメジャーでもイチローと同じような、
あるいはそれ以上の活躍ができるだろう。行き先はヤンキースの可能性が高いといわれているが、いずれにせよ正式の決断がくだされたからには、あちらでの大活躍を祈るばかりである。
来年のジャイアンツの4番はどうなるのか? ペナントの行方を左右する問題だけにストーブ・リーグが俄然注目の的となってきた。 |
3 |
山田正紀『僧正の積木唄』読了。
あの僧正殺人事件は解決してない、僧正殺人事件2が起こり、日系移民が排斥されている1930年代という時代背景の中、日本人が犯人として起訴される。この事件を解決するべく立ち上がったのが若き名探偵金田一耕助。あまり書くとネタバレとなるので、これ以上書きずらいが、彼の名探偵の名に恥じない活躍で事件は決着する。
ヴァン・ダインの『僧正殺人事件』を本歌取りした作品なので、それをよく理解して読めば、面白さは倍増したろうが、生憎かなり昔に読んだ関係でよく覚えていないため、感動は今ひとつであった。 |
4 |
・物忘れ二題ーショック!!
先週帰宅途中のある夜の車中、とある駅に到着する直前乗客の中のある中年の紳士とふと目が合った。どちらからともなくやあお久しぶりとばかりに微笑みながら、会釈を交わし、話をしようとしたところで駅に到着、件の紳士は「こちらが下車駅ですので」と下車されていった。
さてその紳士、前に担当していた法人の仕事でお会いした方であることは間違いないものの、何という企業の何さんだったかが、さあ思い出せない。
担当していた企業も多かったので、とくに親しく出入りさせていただいた○○会の理事会社や会員会社各社の名前をひとつひとつ挙げながら、思い出そうとするも出てこない。
頭の隅でしこりのように残り、思い出そうと努めて数日、今日やっと某親密銀行の関連子会社のM人事総務部長であったことが判明。今まで一度会った方の顔と名前は絶対に忘れないという自信があったのに・・。ショックその1。
連休で時間があったので、珍しく押し入れの山の中からしまい込んである本やCDを出したり入れたりして整理の真似事をしていたら、出てきたCDを見て愕然! 何と二重に購入していたCDが二組もあったことが明らかに・・。
今までは一度も二重購入なぞなかったのに・・。ショックその2であった。
実感、年はとりたくないものだ。
土屋隆夫の『ミレイの囚人』に続く最新作『聖悪女』開始。 |
5 |
何故か1日からこの場所が開けにくくなっている。もともと本社は10月1日の組織改正後は統括部門の下にUがぶら下がっていないため、Uやチームの組織名での検索か職員名での検索でしか開ける方法がなかった。
ところがそれに加えて、やたらにしつこくパスワードの入力を求めてくる。とくに画像を多く貼り付けられている方のページはクリアーするまで大変。しかも、その結果は画像が表示されない!!(×印のみ)
またリンク(A尾氏苦心のリンク集も含めて)は、殆どError401でジャンプしない。
この状態は小生だけでしょうか? 何かよい方法があったら、どなたかご存知の方はご教示下さい。 |
6 |
↑ ↑ と書き込んで帰ったら、その後あのA木様(? 誰かの真似?)から直々のメールを頂戴していた。 |
7 |
(11月6日の続き)
勿論、朝一で返信メールを差し上げたが、再度より長いご親切なメールをいただき、恐縮する。有難いことである。支社ではどうしても情報が少ない傾向があるので・・。
おかげで幾分環境は改善されたが、本社の方々の画像を見られない状態は続いていて、原因はよくわからない。再三話題に上るK川さん作成になるおいしそうなお菓子(杏仁も含めて)の画像は全部見えているのだから、なおさらわからない。
まあ小生も気が長い方なので、自然回復を待つことにしよう。 |
8 |
K川さんからも直々のメールを頂戴する。それも2度も。有難い、この日記のおかげです。
おぼろげながら分かってきたことは、小生が見ているイントラは「イントラ2」と表示されているのに対して、画像のある本社の方々のページは「イントラ1」、K川さんの画像は「イントラ3」にあるようだ。
この違いが、画像が見えたり、見えなかったりする原因では?
皆様のイントラは何と表示されているでしょうか?
すみません。「杏仁友の会」の会長はてっきりS巻さんと思っていました。入会についてはK阪君のご了解を得ましたので、会長には一言ご挨拶をしなくては。
I黒嬢へ。
どうか新入会員をよろしくお引き回しください。
土屋隆夫『聖悪女』読了。
著者が85歳の誕生日に書き上げたといわれる最新作推理長編。前作『ミレイの囚人』と同様、高齢のハンデを感じさせず、反対にとても若々しさをを漂わせた作品である。
水商売の世界をその美貌を武器に泳ぎ渡った女主人公が、自らの半生とその遭遇した悲劇的な事件を著者に語るという形で話が展開してゆく。
女性の中にはその象徴である乳房に加えて、副乳という第3の乳房を持つ人が稀にいるようだ(巻頭に引用されているように、水上勉の名作『五番町夕霧楼』の女主人公もそうだったという)。この物語の女主人公もその副乳を持ったがゆえに、「近寄る男を不幸にする」という呪縛から逃れられず、日本各地を転々とする。
ようやく自分の愛を注ぎ込む相手を見つけた時、悲劇の幕は切って落とされる。推理小説仕立てとはなっているが、一人の女性の半生記を読んだようで、すがすがしい印象を受けた。
勿論、殺人をめぐるアリバイ崩しもなかなかのものであったが、著者の意図も単に推理小説にとどまらない文芸的な完成度ではなかったか? |
9 |
何も役に立たないが、間接的な支援の気持ちを強く持って出社。
12月からサービスメイトの機能強化を目指し、いろいろ改正がある。その一つである報酬規定の改正を、本社で作成してくれたエクセルを使用して、シミュレーション。うーん、ちょっと頭が痛い、とたまには仕事のことも書いてみる。
昨日町田市立図書館から、借りている図書の返却が遅れてれているとの督促状がきていた。すいません、急いで返しますから。でも、どうしよう、宮部みゆき『長い長い殺人』を読んでない! 頑張っても今日中に読み終わるか? →無理だった。
リクエストした書籍が準備済みとのはがきも来ていたから、明日は久しぶりに図書館に行かなくては・・。
でも、たくさんリクエストを出しているから、何が来ているのだろうか。明日のお楽しみである。 |
10 |
今日は快晴、抜けるような青空で、暖かい。絶好のウォーキング日和である。ということで、拙宅から町田までJRで1駅3分の近さだが、日頃の運動不足解消の為に遠回りのコースを歩いて図書館に向かうことにする。
出発して5分で恩田川に出る。前にH常務が紹介されているように、鶴見川の支流で約5Kにわたって遊歩道が整備され、歩きやすく気持ちがいい。ジョギングする人、サイクリングする人、犬を連れて散歩する人、さまざまな人と行き交う。川は人工的に整備され過ぎてやや自然の味に欠けるが、水は結構澄んでいて
所々鯉が群れをなし、鴨達が気持ちよさそうに水浴びしている。野鳥もいろいろきているようだが、H常務に教えていただかなければ分からない(真っ白い子鷺は見たことがある)。
30分歩いて川を離れ、住宅地を抜けて芹が谷公園に入る。ここはいわゆる「谷戸」に作られた公園で、自然がかなり残されている。子供達の元気に遊ぶ声が園内に響く。
約1時間のウォーキングで図書館に到着、殆ど汗もかかず、快適な運動であった。読み残した宮部みゆき『長い長い殺人』は他にリクエスト者がなかったようで、再度借り出しができた。準備できていたリクエスト本は、高橋克彦『ゴッホ殺人事件』(上下)であった。それにしても、高村薫『晴子情歌』(上下)は当分待たされるのだろうか?
その他『開国日本と横浜中華街』、土屋隆夫『不安な産声/華やかな喪服』などを見つけ、借り出し。
K床財務統括部門副統括部門長が日記で面白いと書かれていた時代小説に興味が湧いて、端末で「保科肥後守」と照会したら、中村彰彦『保科肥後守お耳帖』と『保科肥後守お袖帖』の2冊が返ってきた。この著者は保科肥前守正之に関する著作がいろいろあり、中公新書で出ている評伝を読んだことがある。前者は他館に所蔵されていたので、即リクエスト、後者は書架にあったので、借り出した。
帰りは荷物が重くなったので、最短コースで歩いて帰宅した(約30分)。早速『保科肥後守お袖帖』から取り掛かる。 |
11 |
今日は育成基盤開拓会議(中間機関長会議)。営業総局からK内担当GM(同期)がきてくれて挨拶、さすがに機関長19年の経験者だけに機関経営についての話には説得力がある。ただただ、感心、納得。
各機関とも奮闘されているようで、数字は好調だが、11月「生命保険の月」も後半戦突入、この1週間が最終業績の成否を決める週となろう。最後まで諦めずに頑張って欲しい。
『保科肥後守お袖帖』面白くて、行き返りの電車の中だけでなく、家へ帰っても読みつづけ、1日で読了。
徳川三代将軍家光の異母弟として生まれながら、家光の生母に疎まれたために、保科家へ入り、高遠藩主から会津藩主となって、幕政を補佐して名君と謳われた保科正之を主人公または脇役とした短編連作。
K床さん、謙遜されていたけれども、近頃少ない上質の時代小説ではないですか。時代考証もしっかりしているし、5話とも異なった観点から書かれていて、それぞれが正之の名君ぶりを鮮やかに浮き彫りにしています。是非、続編のこちらもお読みください。小生は
順序が逆になりましたが、『お耳帖』も楽しみです。また面白い時代小説・歴史小説がありましたら、ご教示ください。 |
12 |
西川武臣・伊藤泉美『開国日本と横浜中華街』開始。
「杏仁友の会」に入会したから、ちょっとばかり横浜中華街のお勉強を・・。ということで、久しぶりに近代日本史の本です。固く言えば、幕末から20世紀初頭までの日中交流史を横浜を舞台に中華街の発展を絡めながら、まとめたもの。
これでも、昔大学で近代日本経済史を専攻していたから、歴史は得意(!)と思ってたが、読んでみると結構忘れているし、新しい史実がぼろぼろ。目からうろこが・・・。
やはり歴史は刺激的だ! |
13 |
西川武臣・伊藤泉美『開国日本と横浜中華街』読了。
著者は横浜開港資料館の研究員。資料館は開港前後の豊富な資料の収蔵と研究で知られている。小生も一度見学し、いろいろ珍しい資料を見て、楽しんだことがある。
この本では、開港後の輸出入貿易で、中国人が買弁(
いわゆる仲介人)として重要な役割を担っていたことが資料を通じて明らかにされる。そしてそれに伴って多くの中国人が来日して、徐々に今の中華街の原型を作って行ったことがよく分かる。開国というと、欧米諸国との関係を云々されることが多いが、この本を読めばそれは片手落ちであり、今までの常識を変えなければならないと痛感される。
10日の日記に高村薫の最新刊『晴子情歌』を図書館でリクエスト待ちしていると書いたら、何とU飼さんの目に止まって、「貸しますよ」との有難いメールをいただいた。モチ、即「お願いします!」と返事を差し上げる。感謝!感謝! これもイントラ日記のおかげです。
U飼さん、遅まきながら
祝!! 日記更新再開!! |
14 |
高橋克彦『ゴッホ殺人事件』(上下)開始。
えっ、ゴッホって拳銃自殺したんじゃなかったっけ?
なのに殺人事件?とは思いながら、著者のデビュー作は『写楽殺人事件』、そして『北斎殺人事件』『歌麿殺人事件』と画家シリーズがある。最近は伝奇小説が多い(これがまた面白くてやめられない)が、久しぶりのこのシリーズ、興味津々! |
15 |
Nガセさん、U木さん。
今まで小生が勘違いしていました。「BOOMER道一直線」と「アル中」のお二人ですが、断じて「追っかけ」ではないことがよく分かりました。認識を改めます。まさに「旅」ですな。それも羨ましいほど贅沢な「旅」!! だって、好きなライヴに体ごと浸って、その土地のおいしいものを味わって、観光して・・。
小生だったら未乗の鉄道に乗って、ひっそりした静かな温泉につかり、おいしいものを味わう旅をしたいと心底から思ってます。でもなかなかかなえられませんがね。
ところで、U木さん。
今悪魔のささやきが耳に残って、ハムレットの心境(何じゃそれは大袈裟な!という突っ込みがありそうですが)です。といっても誰も分からないよなあー。
高橋克彦『ゴッホ殺人事件』(上下)継続。
ナチスが押収した未発表のゴッホの作品とそれを巡る殺人事件、そしてゴッホの死の謎を追って、小気味良いテンポで話が展開して行く。著者の作品はいつもそうだが、面白くて止まらない。早くも上巻を終了して、下巻へ進む。
また、リクエスト本が来たようなので、会社帰りに図書館へ立ち寄る。いや、別に会社をサボった訳ではなく、火・金曜日は20時まで開館していてくれるので、サラリーマンでも利用できるのだ。10分前に入れてすべりこみセーフ。
中村彰彦『保科肥後守お耳帖』、山田正紀『ミステリ・オペラ』入手。でも、後者はハードカバーで2段組680ページにも達する大冊、うーん、読みでがありそう。 |
16 |
何も役に立たないけれど、気持ちは営業支援で出社。
K−tokoさんのページが本当にものすごいことになっている。
イントラ日記界に突如現れた超大型新人が、助走期間を終えてついにその全貌をあらわす。今巷で話題騒然、諸氏絶賛の『イントラ日記連載小説』!!
その描写たるや読者がその場に立ち会っていると錯覚させるような臨場感に富み、ひきつけてやまない。1日毎のエンディングも早く次の日を読みたいと思わせる心憎い終わり方。当分目が離せない。
高橋克彦『ゴッホ殺人事件』(上下)継続。 |
17 |
12月の歌舞伎公演夜の部(三島由紀夫作『椿説弓張月』通し狂言)のチケット取り、電話かけまくったけれど、全くつながらず結果は惨敗! 今までで最悪の最後列2列目(二等席)、うえーこれじゃあ沢潟屋(市川猿之助)の宙乗りが良く見えないよ。
でもしょうがないか、取れただけでもいいと思わなきゃ。頼んだのが土曜日だし、猿之助、勘九郎、玉三郎の豪華組み合わせの公演だし。勿論、小生のお目当ては、大和屋(玉三郎)の白縫姫。三島由紀夫が玉三郎にあてて書いた役で、33年ぶりに演じるもの。これは絶対必見です。
高橋克彦『ゴッホ殺人事件』(上下)読了。
ゴッホの死の謎を追及する研究者が殺され、事件が混迷を深めるとき、探偵役の浮世絵研究家が登場し、話は急展開する。フランス、オランダ、スイス、日本を舞台にモサド(イスラエル中央情報局)も絡んで、繰り広げられる未発表のゴッホ作品と犯人探し。
思いがけない犯人の割り出しと作品の行方が明らかとなり、最後にゴッホの死の真実が・・。
ゴッホ書簡集などを資料にこれだけスケールの大きな作品を作り上げる作者の構想力にはいつもながら脱帽する。『総門谷』などを代表とするSF伝奇小説も他に比肩する者がない水準のものばかりだが、推理ものの作品も今後是非読みたい。
ただちに中村彰彦『保科肥後守お耳帖』にとりかかる。 |
18 |
朝一番のペリカン便で『晴子情歌』(上下)が送られてきた。
U飼さん
早速有難うございます。今日から読み始めます。
今日インフォメールあさひの件でお客様のお相手をした。元某大銀行にお勤めの後、関連会社に勤務されて
から引退された方のようで、「当社との契約も30年以上継続しているのに、他の契約者と同じに扱うな、いまさら保険王でもないし、アンケートも一方的に送りつけるな」といたくおかんむり。電話だったので、一方的に喋られ、当方としてはご機嫌を損ねないようによく趣旨を承ります、と当り障りない回答をしたが、こういうお客様の対応が一番難しいと反省。
このページの環境が悪くなったと前に書いたが、何故か今日午後になって突然改善され、画像がすべて見えるようになった。
どうしてなんだろぅ、なぜなんだろぅ。
皆様お騒がせしました。
中村彰彦『保科肥後守お耳帖』継続。
高村薫『晴子情歌』(上下)開始。 |
19 |
11月「生命保険の月」もいよいよ追い込み。年達18%目標だが、ここは胸突き八丁、各機関とも苦しそうである。最後までのご奮闘を祈るのみ。
中村彰彦『保科肥後守お耳帖』読了。先般読んだ『お袖帖』と姉妹編をなしているが、どちらから先に読んでもとくに支障はない。会津松平家の始祖となった保科正之を主人公または脇役として、その名君振りを虚実取り混ぜて描いた全5編の短編連作。
どれを読んでも面白いが、「会津騒動ふたたび」がさすがに名君といわれた正之でも奥向きのことでは苦労したことが分かり、興味深かった。この作者は会津史を自分の一生のテーマにしているようで、他の会津関連の著作も読みたくなった。
高村薫『晴子情歌』(上下)継続。
ペタG入りの報道、Gファンとしてもちょっと複雑。
確かに札束の差だとの批判も甘受せざるをえない。松井の抜ける穴は間違いなく大きいが、今年のGの優勝は原新監督の大胆な生え抜きの若手起用が成功したのであり、そのような若手の主軸起用ではだめなのかなとも思う。今まで、他球団から来たいわゆる大砲は殆ど成功していない。石井しかり、広沢しかり、江藤しかり・・・。しかも大型補強をした翌年は優勝していない・・・。うーん??
帰りに、いつものタワーレコードに寄り、愛読の『レコード芸術』を購入するついでに、「ラヴェル/ドビュッシーの管弦楽全集」(マルチノン指揮パリ管弦楽団)を衝動買い。@500円だから廉い買い物なのだが、我が家もプロジェクトRなのに、何やってんのだか。 |
20 |
昨日買ったCD、ラヴェルから聴いている。『ラ・ヴァルス』『スペイン狂詩曲』『ボレロ』等々。やはり『ボレロ』はいつ聴いてもいい。今日は1日中ボレロのメロディーに乗ってお仕事(ちょっと不謹慎?)。
Y支社O野さんへ
15日の記事に電車かぶりつきとありましたが、何も恥ずかしくはありませんよ。小生もこの年で列車・電車ファン(鉄道ファン)で、さすがにいつも乗っている線のときはしませんが、未乗線のときはできる限り、かぶりつきか窓側でずっと外を眺めています。
日本の全JRと私鉄を完乗するのが夢で、ぼつぼつ近郊の電車から乗りつぶしています。今度どこか乗りに行きません?
高村薫『晴子情歌』(上下)継続。まだ物語がどう展開するか分からないが、少しずつながら読みつづける時の充実感は何なのだろう。徐々に作者の文体と呼吸が合ってきているせいなのか? |
21 |
今日のラヴェル、『ダフニスとクロエ』。管弦楽と合唱のない交ぜとなって作り上げられる音の世界は、はるかかなたの宇宙へ運ばれてゆくような快感を覚える。フルートソロも美しい。
鉄道ファンについて(昨日の続き)。
大体男は幼児のときから乗り物が好きだ。ただ、我々の子供のときはまだ車は贅沢品だったから、興味の対象はバスと電車だった。小生の実家の近くを走っていたのは玉電と親しまれたチンチン電車(路面電車)で、まだ狭かった玉川通り(国道246号)を車にはさまれて窮屈そうにしてのろのろと走っていた。また砧線という支線が二子玉川から砧まで単線で通じていて、僅か1輌の古い車輌が往復していた。
これらの車輌は運転手のすぐ右そばに陣取れば、前方と運転の両方を見ることができたから、スピードは出ていなくても、楽しめた特等席だった。他の私鉄に乗ってみて電車というのは早いものだと知っても、小生の電車の原点はこのチンチン電車で、大学を出て就職するまでこの電車を利用し続けた。
大学に入ってあちこち旅行するようになってからは、旧国鉄のローカル線のひなびた魅力につかれ、意図的に乗るように努めたが、会社に就職してからは出張も飛行機が多いうえ、行くところも限られているので、未乗線はあまり減ることなく、今に至っている。
だから、定年後になるかもしれないが、日本の全鉄道に乗りたい。今バイブルは、宮脇俊三氏の鉄道紀行もの。とくに旧国鉄時代の全線完乗の記録である『時刻表2万キロ』と一筆書きの日本一周記録である『最長片道切符の旅』は、何度読んだか分らない。
ああ、時刻表と宮脇氏の本を持って鉄道旅行をしたいなあ!
K川さま。
山陽線は当然何度も乗っている(出張で旧下関支社時代に伺ったこともある)のですが、残念ながら山陰本線は出雲以降は未乗ですから、萩・長門を含めた日本海側の山口県には是非行ってみたいところです。美祢線というローカル線(?)もありますしね。今すぐには行けませんが、一度良い観光スポット・温泉を教えてくださいね。
高村薫『晴子情歌』(上下)継続。 |
22 |
今日のラヴェル、『クープランの墓』『亡き王女のためのパヴァーヌ』等々。華麗な管弦楽が鳴り響く曲が多いなかで、『亡き王女のためのパヴァーヌ』はしっとりとした佳曲。ホルンのソロが胸に染みる。
島田荘司の新刊『吉敷竹史の肖像』が発売される。書き下ろしの小説が2編収められているとともに、今まで発売された吉敷竹史シリーズの事件の舞台となった土地の風景や事件史年表もあって、ちょっとマニアックな吉敷竹史読本という感じ。このシリーズをすべて読んだファンとしては即買いなのだが、事件史年表は衝撃的だった。過去の事件がきれいに年表として整理できるのだ。
代表作の一つである『北の夕鶴2/3の殺人』にはじめて登場する別れた妻加納通子が複雑な過去を持ち、以降の何作かの作品にも主人公の一人として吉敷竹史といろいろと絡んでくる経緯は『涙流れるままに』で明らかにされたけれども、他の作品も含めてトータルで眺めてみれば、二人の成長史になっていたのだった。
言い換えれば、複数の推理小説が大河小説のような趣を呈してきていた。そこまで深い作者の意図を気が付いていなかったことは、迂闊であった。
御手洗潔シリーズと並び継続されてきたこのシリーズ、今後はどのような展開を見せるのだろうか? 吉敷竹史と加納通子の二人の関係はどのようになるのか?
U木さま。
風邪お大事に。
高村薫『晴子情歌』(上下)継続。 |
23 |
11月「生命保険の月」もいよいよ最終の土曜日、皆さんの最後の奮闘を祈りつつ出社。
今日のラヴェル、『左手のためのピアノ協奏曲』『ピアノ協奏曲』。前者は左手一手のために書かれているので、低音中心の迫力あるピアノを管弦楽が包み込むようにして進んでゆく。後者は古今のピアノ協奏曲の10指に入る傑作。華麗な金管群と切れのよいピアノの掛け合いがスリリングで、何度聴いても飽きない。
島田荘司『吉敷竹史の肖像』から『吉敷竹史、十八歳の肖像』読了。短編だが、彼の生い立ちから刑事になることを決心するまでを描く、興味深い1編。
高村薫『晴子情歌』(上下)継続。 |
24 |
今日のドビュッシー、交響詩『海』、『夜想曲』そして『牧神の午後のための前奏曲』。もう言うまでもないドビュッシーの代表作ばかり。とくに交響詩『海』は彼の名を不朽たらしめた管弦楽の名作。スケール大きく海のあらゆる面を描き切る。
『牧神の午後のための前奏曲』はフルートが何か物憂い午後の倦怠をも微妙に表現している。
高村薫『晴子情歌』(上下)継続。 |
25 |
週初めの朝から、ヒドイ目に会いました。
A尾さんのようにカッコイイ話ではなく、小生のぶざまな話です。まあ素直にそのまま書いちゃいましょう。
拙宅の最寄のJRの駅から1駅で私鉄の乗換駅になる。いつも乗り換え客が大勢下車して、その後はどっと空く。それで、いつも乗り換え客が最も多く下りるドアを選んで乗っている。混んでいてもうまく中まで入れるので、今まで何の問題も無かった。
ところが、今朝は雨が降っていたためか、いつもよりやけに混んでいて、乗ったときに中へあまり入れなかった。乗換駅に着いて、乗客が一斉にドアに殺到する。
それをかき分けて中へ入るつもりが、あまりの勢いに押され瞬く間に乗客の波に飲まれた。あっと思う間もなく体がふわっと浮いたと思ったら、次の瞬間押し出され、ホームに横転していた。目から火花が散った。一瞬何が起こったか分らず、回りの乗客に助け起こされる始末(恥ずかしい!)。のろのろ立ち上がって、電車に乗ったが、気が付いてみると左腕を殴打したらしく、腕全体に強烈な痛みが・・・(涙)。
何とか会社に着いてから腕を見てみると、擦過傷だけだったが、全体に腫れていて、いてててて、腕が上がんないよぉ。しかも普段の鍛錬不足が露呈して、左上半身にも痛みが・・・。
もう端末の入力も電話も片手だし、仕事にならないよぉ。帰宅してからあちこち膏薬を張って大変でした。
という訳で、一部で盛り上がっている来年のG−T戦の論議に参加しようと思ったが、端末の入力で痛い!状況でギブアップ。
したがって、今日のドビュッシーは昨日と同じです(関係ないか?)。
高村薫『晴子情歌』(上下)こちらはしっかりと継続。 |
26 |
昨日の左腕の痛みはだいぶよくなったが、左上半身の痛みは残っている。もぉ歳やね、やだやだ!
今日のドビュッシー、『映像』。聴き手のレヴェル不足か、今ひとつ胸にすっと入ってこなかった。必再聴。
高村薫『晴子情歌』(上下)、上巻読了。少しずつペースが上がってきたように思う。やはりミステリーではなかった。あの『リヴィエラを撃て』『レディージョーカー』の作者がこのような作品を書くとは!
これは晴子が息子に手紙を綴る形をとった一つの昭和史と自己形成史ではないでせうか? 旧仮名遣い、旧字体で書かれる手紙の何と懐かしいことでせうか。 |
27 |
いやー、11月「生命保険の月」が終わりましたね。
当支社の機関長、営業職員さんの皆さんの驚異的な追い込みにより、目標の年達率18%には届かなかったものの、対前年107%の伸びで年達率16.1%を達成。本当にお疲れ様でした。
夕方の機関長会の後の慰労飲み会に混ぜてもらう。機関長の皆さんの表情には一仕事成し遂げた安堵感と疲労感がこもごもあったようだ。
前日の上半期業績報告の発表を受けて本日の顧客の反応やいかにと見守ったが、特段変わったことも無く、
ほっと一安心。顧客のほうも慣れてきたのかな?
高村薫『晴子情歌』(上下)、いよいよ下巻に入る。
今日のドビュッシー、『映像』を再聴するも、↑の飲み会の酒がきいていて、即お休み。殆ど子守唄にもならなかった。 |
28 |
I井さんドイツにいらしたのですね。ブラームスは本当にドイツそのもの、それも北ドイツ(行ったことはないけれど)の音楽と思います。暗い情念のこもった彼の音楽はやはり今の季節が一番あうのでしょうか。
小生も交響曲では第4番、それもちょっと毛色が違うかもしれませんが、C・クライバー指揮VPOのCDを愛聴しています。室内楽はピアノ五重奏曲、クラリネット五重奏曲などどれをとってもよいですね。
高村薫『晴子情歌』(上下)継続。 |
29 |
↑ ↑ と書き終わって、再度職員のページを検索したら、何とI井さんが二人いる!
一旦回復したこのページの環境、再度悪化! 画像が見えなくなってしまった。A本さんのページは画像が見えないと何がなんだかわからないよ。
どうしてなんだろぉー。なぜなんだろぉー。
夕方、業務打合せ(別名、飲み会とも言う)のため、1ヵ月振りに新宿へ。
当然「湘南新宿ライン」に乗って、先頭のかぶりつきに陣取る。この電車、鉄道ファンには興味深い線で、結構複雑な経路をたどる。まず、大船から大崎車庫あたりまでは横須賀線の線路を走る。ただし、東海道線も小田原や国府津発の電車が乗り入れてくるので、湘南新宿ラインといっても2つの系統があることになる。
小生が乗った電車は東海道線の系統なので、横須賀線だけの駅は止まらず、戸塚→横浜→恵比寿となる(11月30日まで)。今日の関心は大崎近辺だったが、
@東京方面と新宿方面の分岐点? 予想に反して右に分岐し、右回りに東京方面の高架の下を通り抜ける。
A「りんかい線」の出口は? これは予想通り新宿方面の上下線の間を割って地下トンネルの出口が見えていた。
B大崎駅の増設ホーム? 新宿方面の線路に2つ島、4つのホームが出来上がっていた。
明後日の12月1日から大崎に「湘南新宿ライン」が停車し、埼京線が恵比寿から、りんかい線が天王洲アイルからそれぞれ延伸してドッキング、相互乗り入れを開始する。
大崎からは埼京線の線路を池袋まで走り、その後貨物線を通って赤羽→大宮に至り、東海道線の電車は高崎線の高崎方面へ、横須賀線の電車は宇都宮線(東北線)を宇都宮方面へ抜ける。
戸塚から新宿まで乗り換えなしで40数分で走るから速い。新宿でかなり乗客が入れ替わるようだ。
飲み会、同期との気楽な飲みなので、杯が進む。こうやって何の気兼ねもなくいろいろな話をしながら酒を飲むと、11月戦の疲れも忘れる。同期との飲みだと小生も結構酒が強い!?
高村薫『晴子情歌』(上下)継続。 |
30 |
何故か2日連続新宿にいる。
いや別に仕事ではないのだが、1ヶ月振りの土曜休日なので、たまっていた用事を片付けにでてきた。ついでに本屋やレコード店などを徘徊。
紀伊国屋書店で戸板康ニ『小説・江戸歌舞伎秘話』を見つけ購入。昨年発行された文庫だが、一般の店頭ではあまり出ていないので、見落としたものだ。すぐれた演劇評論家であった著者が、また上質なミステリーの書き手であったことは忘れられてきたかもしれない。歌舞伎役者中村雅楽を名探偵にしたシリーズは、とても味わい深いものだった。
この本は江戸歌舞伎に題材をとった時代小説であるが、ミステリー仕立てとなっている短編集のようで、1編ずつ楽しめそう。
マイシティのまわしもの、いや違うラーメン道の達人A尾師匠お勧めの「くじら軒」のラーメンを食してみようと11時半頃に行ったのだが、何と早くも20人位の行列ができてる!
こりゃいかんわ、と早々と退散した次第。また別の機会を狙うしかないか。
高村薫『晴子情歌』(上下)継続。
戸板康ニ『小説・江戸歌舞伎秘話』から1編(振袖と刃物)。 |
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